プログラマの経験がないと、いくら机上で勉強していても実際の開発作業など「現場の空気」を感じるのは難しいでしょう。また、本当にプログラマの道に進むべきなのか、迷いが生じることもあると思います。
プログラマの専門学校など、社会人でも通えるようなところが増えていますが、授業料もそれなりに必要になるので、簡単には通うこともできないでしょう。
そんな、これからプログラマを目指す人におすすめなのが、「勉強会」です。IT業界では、ベンダーや各地の有志団体が勉強会を開催することがあります。その多くは無料で参加することができ、有識者が講演をしてくれます。懇親会なども開催され、プログラマ仲間を探すことや、プログラマを募集している企業の代表と話すチャンスがあります。
自宅に篭って勉強するのも大切なことですが、たまには気分を変えてこのような勉強会に参加するのも有効な手段だと思います。
今注目のJava系勉強会は、「Oracle WebLogic Server勉強会」でしょう。この勉強会は、2009年からOracle WebLogic Serverを使いこなしてほしいと、ベンダーが開催している勉強会です。
Oracle WebLogic Serverとは、システム開発や運用管理が簡単になるOracle社が販売するミドルウェアのことです。同社は、その製品のPRとその製品を扱う技術者のためにこの勉強会を開始しました。そんなOracle WebLogic Server勉強会が、2014年から開始するのが、Javaを使ったシステム開発を行う「超初心者」向けのカリキュラムです。
この超初心者向けカリキュラムでは、実際にアプリケーションサーバを使って学ぶことができるカリキュラムになっており、Webアプリケーションの概要や、Javaの特徴などをわかりやすく解説しています。担当する講師は、オラクル社の各種セミナーを経験している方ですし、そのような方の講義を聞けるだけでも大変貴重なことだと思います。
ライトニングトークセッションやお悩み相談なども設けているとのことなので、初心者ではなくても満足する内容でしょうし、初心者にとっては、技術的なこと以外にも、「プログラマになったら、どういう悩みを持つのか?」などといった現役のプログラマに触れることによって、より自分の将来を想像することができることでしょう。
Oracle WebLogic Server勉強会に限らず、各地で勉強会は開催されていますので、インターネットなどで調べてみて、参加できそうなものがあれば積極的に活用すると知識の幅が広がり、就職にも断然有利になることでしょう。